フィリピンの高校生活
私は小学校は日本で卒業し、中1までは日本でしたが、
中2からフィリピンの学校へ転校、無事高校と大学を卒業しました。
ところで、日本の教育システムは、
小学校が6年間、中学・高校それぞれ3年間、で大学4年間といった感じですよね。
フィリピンはK-12(K-6-4-2)という教育制度で、
K- Kindergarten
6-小学校
4-中学校
2-高校
となっています。
ですが、私がまだフィリピンの高校に通っていた時はこの制度になっていなかったのです。
以前の制度は、6−4制でした。小学校6年、高校4年で大学4年。
私が転校した時は日本でいう中2でしたが、フィリピンでは高2。
16歳で高校を卒業し、大学入学。大学は4年間なので、20歳で卒業できる。ということなんですね。
ですがこの制度だと色々な問題点が出てきちゃったので、K-12になったのです。
高校生活は色々と大変でした。
というのも、日本人学校とかではなく、普通の高校に通わされました笑
なぜそこをチョイスしたかはよくわかりません、、
ハーフとはいえ、12〜13年間日本に住んでたわけですから、本当に言語の壁を感じました。英語で話しかけられた時は本当に緊張した。あ、これ、卒業できないわって思いました。
当時の日本の中1の英語の授業のレベルがあれでしたからね。
全然意味がわからなかった。
なので、母親がビサヤ語を話しているのを聞きながら自力で覚えました。
家庭教師もつけてもらって、毎日勉強してました。
それでクラスメイトとコミュニケーションできた日は感動しました。
無事に卒業できてよかったし、Honor(成績優秀者リストみたいなもの)に入った時は本当にうれしかったです。
友達と仲良くなって日本語を教えたり、海に行ったり、ジョリビーでご飯食べたり、充実した高校生活でした。
フィリピン学校あるある
・テストやクイズ(小テストのようなもの)では、Intermediate pad paper、またはイエローペーパー(Yellow paper)という紙を使って答えを書きます。
・日本でいう中間テスト 、期末テストみたいな感じに分かれており、こういう紙をつかうのは中間テスト、期末は先生がテストを作ってプリントしていました。
・大学の小テストの時はほぼほぼイエローペーパー使ってました。
こういう紙です。
それを、「One-halfを準備しなさい」と言われた時は半分に、「one-fourth」と言われた時は1/4に切って、テストやクイズを受けていました。
・ちなみに、Intermediate pad paperを持っているとクラスの人気者になります。なぜ?持ってないクラスメイト達から「紙ちょうだい!!」と囲まれます。インスタント人気者です。これを「1枚2ペソね」なんて言ってビジネスにしちゃったら、さすが(やめろ)。
・ One-halfって先生が言ってるのに、「先生、one-halfですかー?」と聞くクラスメイトは結構いました(しかも毎回ね)。だからワンハーフっつってんだろ。
フェイスブックであるあるとして載っていたのを見たような気がします。
・あとはトイレに行って来ますとか言いながら売店でお菓子を買ってたとか。
・ 小テストの答え合せは生徒が答案用紙を交換orシャッフルして答え合せしていたのですが、ある問題と先生が言った答えがマッチしてない場合(あるいは問題自体がおかしいorテスト範囲に入っていない場合)はすかさず「Bonus(ボーナス)にしてください!」って言っていました。つまりは1点もらえるということ。
日本の高校は行ったことがないのでわかりませんが、フィリピンの高校、めちゃくちゃ面白くて楽しいです。